Top > 大分のパワースポット > 両子寺

両子寺

■概要両子寺1
国東半島には、六郷満山と言われる6つの地域に寺があり、六郷満山の中で両子寺は中山本寺で山岳修行の根本道場に当たります。両子山の中腹に建立され、入り口に有名な仁王像が参拝者を見据えています。

国東半島という神と仏が融合した独特の信仰を集めている土地には、お寺が各所に点在しています。パワースポットとして有名な両子寺について案内していきたいと思います。

■国東半島
国東半島は、大分県の北東部に位置し瀬戸内海国定公園の中に含まれています。九州各地でも同じく見られることですが昔から巨石信仰があり、宇佐神宮をはじめとした八幡大神など神道の影響も大きく、さらに大陸との往来の盛んな九州という土地で仏教の影響も非常に受けている土地です。

半島の各地に石仏が山々に見られ、山岳仏教が盛んだったことがしのばれます。山岳仏教の修行、その根本道場が両子寺になります。両子寺は国東半島の中心に位置する両子山の中腹にあります。

両子山は両子山火山群の中心で溶岩ドームでできており、標高は720mあります。山頂付近には電波塔などがあり保守用の道路などもありますが、一般の立ち入りは禁止されています。

この両子山火山群の活動は、だいたい190万年前から100万年前ぐらいに活動した火山で国東半島全体にその火砕流の跡があり、火山の噴出物に覆われているので半島を形成する岩盤や岩などはこの時の噴出物でできています。

■両子寺と仁聞菩薩
両子寺は、仁聞(にんもん)菩薩が養老2年(718年)に開基した六郷満山と呼ばれる国東半島の密教寺院の中の一つです。六郷満山の各寺院の縁起によれば、最初に千燈寺を開基し28の寺院を開いたと伝えらています。

また、国東半島に多くのこる磨崖仏(自然の岩や岩穴に直接掘られた仏の像)は、仁聞菩薩が彫ったと伝えられています。仁聞菩薩は八幡様の化身とも言われています。

国東半島には、天台密教や山岳仏教、巨石信仰、神道が融合した独特の世界観を持つ宗教文化が脈々と受け継がれており、巨石信仰の元になった巨石や神代文字と呼ばれる文字の刻まれた石碑や磨崖仏と呼ばれる自然石に掘られた仏様など様々な遺跡やパワースポットが点在しています。

中でも両子寺は、山岳修行の根本道場となっており仁聞菩薩と八幡菩薩を併せた両子権現を奥の院で祀っています。これが両子寺、両子山の名前の由来と言われています。現在では、仁聞菩薩は実在の人ではない説が有力で弟子と言われている人物たちが仁聞菩薩の名前で開基したのではないかと言われています。

■両子寺に祀られる仏様 両子寺2
両子寺の山門に続く階段の入り口には、江戸期に作られた金剛力士像いわゆる仁王像が両脇に立って参拝者を見下ろしています。上の駐車場に停めてしまうと無明橋と仁王像は通り過ぎてしまいますのでぜひ忘れずに見ておいてください。

両子寺の本尊は、奥之院に十一面観世音菩薩像、講堂に阿弥陀如来像、護摩堂に不動明王像が安置されています。

大講堂は、明治の廃仏毀釈の際に消失し平成三年に再建されました。本尊は重要文化財の木造阿弥陀如来像(鎌倉期作)が安置されています。護摩堂(本堂)は、明治2年に焼失したものを20年以上かけて原型通りに再現したものです。本尊は、木造で大聖不動明王像(鎌倉期作)が安置されています。この護摩堂が両子寺の本堂となっています。

奥の院は、江戸末期の弘化三年(西暦1846年)旧杵築藩松平候に寄贈され建立されたものです。本尊は、京都で有名な仏師である出口翠豊氏の作で昭和の改修の際に奉納されたものです。奥之院は、駐車場から少し上がったところにありますが周囲が森林浴100選に選ばれている自然エネルギーの溢れたパワースポットにふさわしい場所です。是非奥の院にはご参拝するべきです。

両子寺3奥之院は、岩をくりぬいて建てられ掘られた岩山には洞窟があり仏像が安置され、不老長寿の霊水が湧いています。日本有数の霊場であり、パワースポットとなっています。

■両子山にまつわる七不思議
両子寺が建立されている両子山には、七不思議が言い伝えられています。

・走水観音・・・年中一定量水が湧く泉
・無明橋・・・人が通れば信仰心が湧き、牛馬が通れば橋が落ちると言われている
・鬼橋・・・力持ちのお坊さんが、山から岩を持って来て橋にしたと言われている
・しぐれ紅葉・・・境内の紅葉の下立つと、晴れの日でも雫が落ちてくると言われてい
 る
・針の耳・・・岩が重なり合い、針の穴を通すみたいに通るのが難しそうに見えるが容
 易に通り抜けられる場所がある
・鬼の背割・・・力持ちのお坊さんが背で割って通路を開けたと言われる大岩がある
・鹿のツメ割・・・登山道の途中の大岩に親子の鹿と思われる蹄のあとが残っている

いずれの七不思議も両子寺周辺を散策すると見つかりますので、両子寺を参拝された際には、ぜひ散策して見つけてください。

■まとめ
国東半島の中心に位置する両子山の両子寺を案内してまいりました。奈良時代から脈々と信仰を集めている六郷満山の根本道場であり、子授けのご利益のある日本でも有数のパワースポットです。

神仏習合の独特の宗教文化と神代からの信仰が融合した国東半島の集大成がここにあります。便利な土地ではありませんが、訪れてみるべき土地の一つです。機会があれば是非ご参拝ください。


パワースポット-ライン
名称 両子寺(ふたごでら)
祭神 阿弥陀如来
神徳・ご利益 子授け
住所 〒873-0356 大分県国東市安岐町両子1548
電話番号 0978-65-0253
備考 拝観料 1人300円
拝観時間8:00~17:00
アクセス JR杵築駅下車、駅前のバスに乗り、安岐で乗り換え、両子寺行・終点下車すぐ
【スポンサーリンク】

▲ページトップに戻る


口コミを書く

メールアドレスやIPアドレスが公開されることはありません。お気軽に投稿してください。

管理人が「やらせの口コミ」「宣伝目的の口コミ」「誹謗中傷目的の口コミ」などを精査のうえ掲載しますので、2~3日後に掲載となります。
確認画面は出ませんので、送信前にもう一度内容をお確かめください。

ページの先頭へ

PAGE TOP