全国の神社とパワースポット
貴船神社
貴船神社は、京都府京都市左京区にある、鴨川の水源地にあることから、水の神さまとして信仰されている神社です。
全国に約500の分社を持つ貴船神社の総本宮でもあります。
平安時代の有名な女流歌人、和泉式部が夫の心変わりに思い悩んだ末に参拝し、みごと復縁&夫婦円満を叶えたとされ、以来、えんむすびの神としても若い世代より絶大な崇敬を集めています。
鴨川の水源地にある貴船神社は、本宮、結社、奥宮の3社があります。
絵馬が始まったのが貴船神社だと言われています。
昔は、晴れて欲しいときは白い馬、雨乞いのときは黒い馬を神社に奉納していました。
後に、庶民でも誰もが奉納できるようにと、木の板に馬の絵を描いたものを奉納するようになったのが絵馬の起こりです。
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社務所横で占うのが水占いみくじ。
水に浸すと何も書いていなかった白い紙に文字が浮かび上がってくるおみくじです。
貴船神社は、本宮、奥宮の順にお参りし、その帰りの結びとして結社に参拝するという、『三社詣』が古くからの習わし。
あらゆる良き縁を授かりたい、という人におススメです。
川に沿って上ると奥の宮があります。また境内には祈雨の行事を行った雨乞の滝、奥宮本殿の西には船石といって舟の形に積んだ石里があります。
貴船神社へ続く石段。
まずは本宮へお参りします。
本宮の社殿横にある御神水。
真夏にはとても冷たく、真冬には不思議なぬくもりをもつ弱アルカリ性の水です。
これまでに一度も枯れたことがない、とても美味しいお水。
かつて3年以上汲み置きした御神水を水質検査したところ、腐らず変色もなく雑菌の繁殖もなく、非常に良質の水と判定されたという。
貴船神社の中宮、京都随一の縁結びのパワースポット。
通称「結社(ゆいのやしろ)」と呼ばれる中宮は「磐長姫命(いわながひめのみこと)」が御祭神です。
古事記を読んだ人なら誰もが知っている、磐長姫命の哀しいエピソードがあります。
大山祇命(おおやまつみのみこと)は、瓊々杵尊(ににぎのみこと)に娘二人を差し出しました。
すると瓊々杵尊は、美人だった木花開耶姫だけを妻にして、不細工だった姉の磐長姫を親元に返しました。
磐長姫はそのことを大いに恥じて…
「我長くここにありて縁結びの神として世のため人のために良縁を得させん」と言われてこの地にお鎮まりになったという。
なんとも悲しい話があるのです。
結社にある樹齢800年と伝わる御神木の桂。
貴船神社が出水のために社殿が流損したので1055年現在地に奉遷しました。
元の霊地はこの奥宮の場所である、と伝わることから、この奥宮こそが本来の霊地とされています。
貴船の山奥で見つけられた見事な船形の自然石。
磐長姫命(いわながひめのみこと)の船であると言われています。
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【貴船神社】の1件の口コミ