全国の神社とパワースポット
住吉大社
住吉大社(すみよしたいしゃ)は、大阪府大阪市住吉区住吉にある、東の明治神宮、西の住吉大社と言われるくらい有名で人気の神社です。
全国に約2,300社ある住吉神社の総本社であり、下関の住吉神社、博多の住吉神社とともに「日本三大住吉」の一社です。
創建は西暦211年ごろ、神功皇后の新羅出兵の際に、住吉大神の力を頂いたことからはじまった関西屈指の古宮。
毎年初詣には、200万人以上もの人が訪れます。
海上安全に一番ご神徳がありますが、末社の侍者社(おもとしゃ)は縁結び、種貸社は商売繁盛と、すべての願いごとを聞いてくれます。
水を司どる神
住吉大社のご利益が多岐にわたるのは、そのご神気が水を司っているからでしょう。
水は生命のあらゆるものに影響を及ぼします。
もともとこの地には、産土神を祀った大海神社が鎮座していました。
神社の本殿は、普通、南か東向きに建てられていますが、住吉大社の4つの本宮はすべて大阪湾を向いています。
海と水の気質を現していることがわかります。
和歌と縁が深い神さま
住吉大社は、和歌との縁が深い神社でもあります。
理由は2つ。
一つ目は、かつて御祭神が人の姿で現れ、和歌によってお告げをされたと言い伝えられています。
二つ目は、御祭神の名の底筒男命、中筒男命、表筒男命の『筒』という音が『伝える』という意味を持ち、伝える力を現すこと。
現在では、歌や文章、営業や芸能など、何かを伝えるご利益・神徳があるとされています。
大阪人からは親しみを込めて『すみよっさん』と呼ばれています。
駅を降りてすぐ目の前にある住吉大社には、にぎやかな市街地にもかかわらず、さわやかで気持ちの良い気とパワーを感じることができます。
この鳥居は「住吉鳥居」と呼ばれ、柱の断面が通常の鳥居のような円形でなく方形をしています。
鳥居をくぐると、直ぐに「楼門」があります。
すみよっさんのシンボルはなんと言っても急過ぎる、丸く反り返った太鼓橋。
太鼓橋は神様が渡る橋で、人間界と神域を結んでいます。
境内には第一本宮から第四本宮まで4つの本宮があり、この造りは「住吉造」と呼ばれています。
文化7年(1810年)に建立され、「第一、第二、第三、第四本宮」全てが国宝です。
の立派な拝殿。
第一本宮の裏手には、石の玉垣に囲まれ、内に杉の木が植えられている五所御前があります。
神功皇后が住吉大神を祀る地を決めるとき、この杉の木に鷺が三羽とまったのを見て決めたと伝えられている場所です。
ここにある、五、大、力、と書かれた小石を一個ずつ探してお守りにすると、願い事が叶うと言われています。
境内にはとても立派なご神木がたくさんあります。
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