全国の神社とパワースポット
大久野島
今回ご紹介するのは広島県にある「大久野島」です。
通称「毒ガス島」や「うさぎ島」と呼ばれている島で、ここ数年で観光客の数もかなり増えている人気のパワースポットです。
争いと平和が共存している貴重な場所、大久野島についてたっぷりご紹介します!
大久野島ってどんなところ?
瀬戸内海芸予諸島の内のひとつである有人島です。
面積0.7km2の大久野島は「休暇村」とも呼ばれリフレッシュ休暇などに利用する方も多いようです。
大久野島にはいくつかのスポットに伴い、宿泊施設やキャンプ場、温泉といった多種多様な施設も用意されています。
まさに疲れた心を癒す休暇にぴったりなパワースポットと言えるでしょう。
負の施設・ガスの貯蔵庫
大久野島は冒頭でご紹介した通り「毒ガス島」とも呼ばれています。
物騒な呼び方ですが、これにはきちんと理由があるのです。
戦争が行われていた時代に日本軍が秘密裏に毒ガスを製造・貯蔵していたのがこの大久野島だったと言われています。
住んでいた住人たちを退去させ、秘密裏に催涙剤や嘔吐剤といった毒ガスを製造していたそうで、今でもなお残存兵器が見つかることがあるといった大久野島の負の一面です。
「地図から消された島」としても有名ですね。
砲台跡も存在していますが、実際に目の前にすると何とも言えない気持ちになることでしょう。
数百匹のうさぎたちが暮らす大久野島
そして大久野島と言えばやはり「うさぎ」が魅力!
野生のうさぎが何百匹という単位で生息し、訪れた人たちを癒しの力で迎えています。
先ほどご紹介した戦時中の毒ガス製造の際に実験として使われていたのがうさぎでした。
その時のうさぎたちは結局殺処分となってしまったので、現在の大久野島には戦時中のうさぎの子孫はいません。
小学校で飼われていた8匹のうさぎを放した結果、野生化して繁殖したという説があげられています。
現在では700匹を超えるうさぎたちが生息しており、2011年の卯年にメディアが取り上げたことから日本はもちろん海外でも話題となり、国内・国外からたくさんの観光客が訪れるようになりました。
うさぎたちに餌付けをすることができるのですが、とにかく野菜を持っていくことをおすすめします。
大久野島で野菜を手に入れることはできないこと、船に乗る前も野菜を買える場所は特にないので家から持って行くのがよいでしょう。
観光客が少ない時であれば、大量のうさぎたちに囲まれてとても楽しいです。
いかがでしたか?
あまり知られていない歴史上の出来事をきちんと知ることができるほか、休暇村とあるようにとにかくリフレッシュすることができるのが大久野島の魅力です。
島内はレンタサイクルで電動アシスト自転車を借りることができるので誰でも手軽に島を一周できます。
自然とうさぎのパワーをたっぷり感じてみてはいかがでしょうか。
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