全国の神社とパワースポット
大神神社
奈良盆地の東南部、三輪山のふもとに、大和国一の宮の大神神社があります。
大神神社のご神体は三輪山そのもの。
拝殿はあるものの本殿はないという珍しい神社です。
神武東征以前より纏向一帯に勢力を持った豪族の磯城彦が崇敬し、代々族長によって磐座祭祀が営まれた日本最古の神社の一つです。
皇室からの尊厳も篤く、外戚を結んだことから、日本有数の神聖な信仰の場でありました。
旧来は大神大物主神社と呼ばれていました。
神代の昔、大己貴神(おおなむちのみこと)が自らの魂を三輪山に鎮められ、大物主神の名で祀られたのが大神神社の創始です。
拝殿の奥は、もうそこは三輪山で、重要文化財である三輪鳥居と呼ばれる三つ鳥居があります。
偉大なる自然の力を神として崇拝してきた古代人の考える神と人、天と人との関係が、ここではしっかりと形を留めているかのようです。
三輪山の頂上に登ってみる
三輪山頂へは、境内にある狭井神社横の登山口から入って、約1時間半で到着します。
豊かな自然を堪能し、山の気を存分に受け取りながら登りましょう。
頂上には、三輪山最大のパワースポットと呼べる大きな磐座があります。
山が持っている自然のパワーを一身に受け止めましょう。
登山後は、狭井神社横にある、「薬井戸」の御神水をいただきます。
三輪山から湧き出ているこの御神水は、難病を治す力、パワーを得る力、など、山のエネルギーを持っている神秘の水とされています。
大神神社の拝殿から三輪山に向かってお祈りを捧げます。
三輪山一体がパワースポットです。
万能の神である大神さまは、とくに男性を美男子にしてくれる功徳も持っています。
たくさんの女性と恋をした大物主神のパワーを頂きましょう。
女性が美しくなる神社というのはよくありますが、美男子になる神社というのはあまりありません。
男性の潜在的に持っている魅力を引き出してくれるパワーがあるといいます。
境内に「巳の神杉」があります。
白蛇を奉っている杉の木なのです。
白蛇が卵を丸のみするように願い事も丸のみしてくれるということから、「巳の神杉」には卵がお供えされています。
大神神社の二の鳥居をくぐると、左手に祓戸神社(はらえどじんじゃ)があります。
その少し先に、仲良く寄り添うように「夫婦岩」が祀られています。
縁結びや夫婦和合のご利益があると人気の場所です。
三輪の御神体の入り口があるのが「狭井神社」です。
この狭井神社は、薬の神様としての信仰も深く、健康を願う人も参拝が多い場所です。
神社の奥にある「薬井戸」から出るご神水は「万病に効く」とされています。
|
【大神神社】の1件の口コミ