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大酒神社
大酒神社(おおさけじんじゃ)は、兵庫県赤穂市坂越(さこし)の宝珠山麓に鎮座する神社です。
瀬戸内海三大船祭りの1つ「坂越の船祭り」(重要無形民俗文化財)で知られています。
大酒神社の創建は古く、延喜式神名帳葛野郡二十座の中にもその名があります。
かつては、京都最古のお寺で聖徳太子や秦氏に縁のあるお寺、広隆寺の桂宮院(けいくういん)内にあり、伽藍神として祀られていました。
秦氏は、土木や養蚕、機織りなどの高い技術をもって大和政権の経済部門に影響を与えた一族です。
異国から来た秦氏の活躍は凄まじく朝廷と匹敵する力を持っていたとも言われています。
朝廷に税を納める時、絹をうず高く積んだなどの逸話が残っています。
大酒神社の社殿は、寺よりも古いといわれています。
秦氏がこの地に移住後、氏族の崇敬する神社となったのです。
明治の神仏分離で移設され、現在の位置に鎮座しています。
秦氏の出自、あるいは何時どこからやってきたかは不詳で、彼ら自身が秦始皇帝の後裔と主張することから、古くは中国古代王朝・秦の遺民とする説が有力でした。
しかし近年では、朝鮮半島の新羅・伽耶方面からとするのが有力となっています。
また、単一氏族ではなく、擬制的な同族結合によって成り立っていた集団で、出自・来歴を異にする渡来系集団の集合体ではなかったかとも。。。
秦氏に関係した人物として、弓月王と秦酒公を祀っています。
道路脇に東面して鳥居が立ち、周りを疎林に囲まれた境内には、一間社流造の社殿一棟が南面して建っています。
大酒神社の本殿です。
あの広い中国を歴史上初めて統一した、秦の始皇帝の石碑があります。
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