全国の神社とパワースポット
宝当神社
唐津市から北へ約2kmの唐津湾内に位置する高島にある宝当神社は、島を筑前国吉井の海賊、火山神九郎(かざんじんくろう)から守り、天正十三年(1586年)この島で亡くなった野崎隠岐守綱吉を奉った神社で、高島の産土神を祭った塩屋神社の境内社です。
明治三四年には綱吉を祀った神社を島の宝と称え、『寶當神社』と記した石造りの鳥居を製塩業が盛んになり、島が潤い利益をあげた為のお礼として奉納されました。
塩谷神社が高島の氏神様です。
野崎隠岐守綱吉尊が天正九年(1582年)に島民と相談し、綱吉の祖先である藤原鎌足、その子不比等、不比等の孫の魚名を御祭神として建設し、産土神として大山祗大神をお祀りしました。
現在の塩屋神社は明治四十年頃、天満神社の菅原道真を合祀したものです。
御祭神は大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)、須佐之男命(すさのおのみこと)、菅原道真命(すがわらのみちざねのみこと)、藤原鎌足命(ふじわらのかまたりのみこと)、藤原不比等命(ふじわらのふひとのみこと)、藤原魚名命(ふじわらのうおなのみこと)です。
野崎綱吉様の御命日である10月12日は、宝当神社の例大祭です。
島の住人が宝くじを購入した際に神社の名前にあやかり当選を祈願したところ高額当選した事をきっかけに、宝くじが当たるパワースポットとして知られるようになりました。
境内左手の記帳所にはノートが用意され願い事を書けるようになっており、壁には全国各地から高額当選のお礼の手紙が貼られております。
元々佐賀県は高額当選率が他県に比べて高く、佐賀県財務課の資料によると2006年からの5年間で県内の売り場から1億円以上の当選が17本、1000万円以上は24本も出ていることがわかります。
社殿の横には裏参道があります。
この裏参道は御祭神である野崎隠岐守綱吉様のご神体により近い場所であることから、一番パワーがある場所と言われています。
開運アイテムとして人気なのが宝当袋です。
島の売店で購入できます。
宝当袋は運気を入れて持ち帰るのが目的といわれ、袋の口を広く開けたままお参りする事で、宝当袋に運気を招き入れます。
参拝後は、口を結んで運気が漏れないように、各家庭に運気を持って帰れば良いといわれています。
宝当袋は町おこしの為に製作したものでしたが、製作に携わった多くの人が高額当選し、宝当神社のご利益同様に名物となり人気を集めています。
宝当神社のすぐ近くにある野崎酒屋にはリアル招き猫と呼ばれ猫がおり、触れると宝くじが高額当選すると言われ人気を集めています。
宝くじなどのヒット、当たり運を招く様、必ず当たる様に祈願したお守りの必当守もご利益があると参拝者に人気です。
祈祷所はとても狭いですが、神様の息差しを感じながら近くで祈願し日本で一番近い場所(神主とお客様の距離)で祝詞を聴くことができます。
更に神様の近くで玉ぐしを奉る事が出来るというメリットもあります。
個人では5,000円からで会社や団体では10,000円からです。
予約制で午前10時から午後2時半までです。
宝くじ当選、開運隆昌、商売繁盛、家内安全、子宝祈願、厄除・厄払祈願、入札の落札当選祈願、心願成就などを祈祷してもらえます。
御祈願式次第は体についた罪穢れをお祓いする修祓(しゅばつ)から始まり、祝詞を読み上げ神様にお願いごとをお伝えする祝詞奏上(のりとそうじょう)、玉串奉奠(たまぐしほうてん)では玉串とともに神様に真心をささげ、鈴祓い(すずばらい)において御幣鈴により神様から御神恩をいただき、最後に撤下お札授与を受け取ります。
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