全国の神社とパワースポット
武雄神社
■概要
佐賀県武雄市にある「武雄神社」は、2つの御神木が放つパワーがすごいと評判なのでご紹介します。御船山の麓にあるこちらの神社は、市内の中では最古の神社です。創建は735年という戦国時代からある歴史の古い神社です。
神社の裏山「御船山」は、神様がかくれ住むと言い伝えられており、その山からは、ただならぬご利益が「武雄神社」へもたらされています。
そんな「武雄神社」は、佐賀県内でもぜひ立ち寄りたいパワースポットの1つとしても有名です。
この神社は、実在した人物を祀る系の神社の1つになります。主祭神である「武内宿禰(たけうちのすくね)」は、第12代から第16代までながきにわたって天皇に仕え、政治を補佐した日本で最初の大臣と言われている人物です。
古事記や日本書紀に数多く登場しています。神でなければ天皇でもない人物の中では、1番多く登場する人物として有名です。また、その時代にしてはかなりのご長寿だったので今は長寿の神様として人気があり、西日本を中心に武内宿禰をご祭神とする神社も数多くあります。
■御神木「武雄の大楠」
「武雄神社」で1番のパワースポットとして人気なのは、御神木である「武雄の大楠」になります。
樹齢3000年で高さが27m、根周りは26m全国第6位の巨木です。その姿は、見る人を圧倒させますが、武雄の大楠の見所は何と言っても根元の空洞です。空洞の広さはなんと12畳敷もあり、大きな穴があいているにも関わらずそれでもなお生き続ける大楠の凛とした生命力は、誰でも強く感じることが出来ます。
大楠の周りの木々が綺麗に間伐されているので大楠のひと際輝く神秘的かつ荘厳な雰囲気をご覧頂けます。武雄の大楠までは、本殿奥にある「御神木」とかかれた鳥居をくぐりスタートします。
その先にある「もみじ通り」と呼ばれる竹林の中の道をしばらく進むと「武雄の大楠」とご対面です。霊感のない人でもここが佐賀県内でも有名なパワースポットであることを感じ取ることが出来るでしょう。
■2本の大きな檜
武雄神社で外せないもう1つのパワースポットは、夫婦檜です。2本の大きな檜が根元で1つに結ばれているのをご覧頂けます。
しかし、ここの夫婦檜は、根の部分だけではないところがパワースポットとして人気がある秘密です。空を見上げると、2本の檜から伸びた枝が絡み合い、まるで手を繋ぐような姿をして1つに結合しています。
この夫婦檜は、縁結びとしてのパワースポットとして人気があるのは当然ですが、実はそれ以外に様々な形の「縁」を願う場所として人気があります。良き人との縁・お金の縁・仕事の縁など人によって願う縁は様々です。
その願掛けとして「武雄神社」では、宝来鈴が用意されています。夫婦檜から垂れさがる鈴緒にそれぞれの願いを叶える鈴を結びます。
赤い紐は、良縁や恋愛成熟を黄色の紐は、商売繁盛・金運アップを願います。白色は、心願成熟です。
夫婦檜の周りには、ハートの石が遊び心で隠されていますので探してみて下さい。「武雄の大楠」とは異なり夫婦檜は、二の鳥居をくぐった本殿に入る手前にあります。
■神社ならではのお守り
「武雄神社」には、この神社ならではのお守りがありますのでご紹介します。
1つ目は、この神社イチのパワースポットである大楠の空洞の中でご祈祷された「大楠守」が有名です。楠は、防虫剤として名高い樟脳作りにも用いられる木です。そのため、このお守りをもつといやな病気を寄せ付けない「病気平癒」「無病息災」に効果的だと言われています。
また、楠は、ゆっくりですが、しっかり地に根付く木としても有名です。そのため、このお守りによって仕事や学業を穏やかではありますが、確実な成長へと導いてくれるとされ、「商売繁盛」「金運」祈願のアイテムとしても人気です。
武雄市内には、他にも全国第5位の「川古の大楠」が有名です。ここにも「武雄神社」の御神木と同じく樹齢3000年以上の大楠で天然記念物に指定されています。
さらに、「塚崎の大楠」と呼ばれる樹齢2000年以上と言われる大楠までが存在します。
同じ市内でこれほどまでの巨木が揃うのは全国的珍しく、古来よりこの土地が自然界からうけるパワースポットであったことが伺えます。
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