茨城県笠間市笠間1-笠間稲荷神社
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茨城県笠間市笠間1-笠間稲荷神社333
名称 | 笠間稲荷神社 |
祭神 | 宇迦御魂大神 |
創建 | 白雉2年(661年) |
住所 | 茨城県笠間市笠間1 |
電話番号 | 0296-73-0001 |
ホームページ | http://www.kasama.or.jp/ |
由緒 | 笠間稲荷神社は茨城県笠間市にある宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を祀る稲荷神社で、創建は白雉2年(651年)と伝えられており、1364年の歴史を持ちます。 古くからこの土地には胡桃の密林があり、そこに稲荷大神を祀ったことから胡桃下稲荷(くるみがしたいなり)とも呼ばれています。笠間市には饅頭や稲荷寿司など胡桃の入った名物が多くあります。第十三代藩主井上正賢公の一族で多くの人々に功徳を施し信仰を広めた門三郎という人物にちなんで紋三郎稲荷(もんざぶろういなり) とも呼ばれます。歴代の笠間藩主の崇敬が篤く、他藩へ転封し笠間を離れても分霊を新たな領地に祀り、信仰は領民へも広まっていきました。 京都市伏見区の伏見稲荷大社、佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社と共に日本三大稲荷のひとつに数えられ、例年三が日の初詣では80万人以上の人が参拝に訪れます。五穀豊穣、商売繁栄、開運招福など広く御利益があり、茨城県では最も参拝者数の多い神社として知られています。 宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)は須佐之男命(すさのおのみこと)と神大市比売神(かむおおいちひめのかみ)との間に生まれた神様で倉稲魂神(うかのみたまのみこと)とも記され、農牧、養蚕、農業、工業、商業、水産業、蘇生(よみがえり)、生成発展、産霊(むすび)、そして火防の神として篤く信仰されています。 昭和63年に国の重要文化財に指定された本殿(旧拝殿)は銅瓦葺総欅の権現造で建立は安政・万延年間(1854~1861年)。本殿周囲の彫刻は当時の名匠・後藤縫之助によるもので、壁面だけでなく支輪や桁、繋虹梁にも装飾が施されています。昭和36年竣工の楼門は萬世泰平門という重層入母屋造。境内にある八重の藤と大藤の樹齢は約400年で昭和42年11月に県の天然記念物に指定されています。本殿裏側では狐塚があり様々な狛狐に出会えます。 末社に月読神社、白山神社、菅原神社、粟島神社、山倉神社、そして聖徳太子を祀る聖徳殿。合殿には大黒天(大国主大神)、事比羅社(大物主大神)が祀られており、日本で一番長い巡路を持つ七福神詣の霊場(常陸七福神)にもなっています。昭和56年(1981年)開館の笠間稲荷美術館は奈良の正倉院を模した高床式平屋建で、笠間市特産品の笠間焼が影響を受けた中世六古窯の古陶器をはじめ、香道具、屏風、掛軸、額装などが展示されています。 明治41年(1908年)に先々代宮司の塙嘉一郎によって始められた菊まつりは日本で最も古い菊の祭典で、会期中には菊花や菊人形展の展示をはじめ、神事・流鏑馬や舞楽祭など様々な催しがあります。現存する二大流派の一つの弓馬術礼法宗家である小笠原流の古義古術を保存するために行われる流鏑馬は農作物の豊凶を占うものでもあり、鶴岡八幡宮・日光東照宮と並んで三大流鏑馬のひとつに数えられます。 |
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