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蜻蛉の滝
蜻蛉の滝(せいれいのたき)は、奈良県吉野郡の高さが50メートルもある滝です。
やまとの水(平成3年12月選定)にも選ばれ、岩壁の黒さと水しぶきの対比がとても美しい、2段の滝です。
第21代雄略天皇がこの地を狩に訪れた時のこと、天皇の臂(ひじ)に虻(あぶ)が食いついたのをどこからともなくきた蜻蛉(とんぼ)が噛み殺したという伝説からついた名前です。
このため、この地を蜻蛉野(あきつの)と呼び、現在あきつの小野と呼ばれています。
その後も天武天皇、持統天皇も行幸し、宮人たちも多くこの地を訪れたことが万葉集に記されているほか、松尾芭蕉をはじめ、多くの文人墨客もこの滝を見に訪れています。
芭蕉門下の俳人・宝井其角の句碑が滝にかかる橋のたもとにあります。
『三尺の 身をにしかうの しぐれかな』 (其角)
また、天気がよければ、滝に虹がかかることから、この周辺は「虹光(にじっこう)」ともいわれます。
これより落差が大きい滝は多いですが、ここまで間近で見れる美しい滝というのはとても珍しいです。
蜻蛉の滝は国道169号の五社トンネルを出てすぐに、右手に入り、1kmでスポーツ公園の駐車場。
駐車場から木の鳥居が見えます。
木の鳥居をくぐり、石段を登って徒歩5分程度で滝に到着します。
滝の上に弁財天・不動明王と役行者の霊をまつる祠堂があります。
吸い込まれそうになる、大きな滝壺です。
滝を下から見上げると、水しぶきがかかり、暑さも吹っ飛ぶマイナスイオン全快のパワースポットです。
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