全国の神社とパワースポット
車折神社
車折神社(くるまざきじんじゃ)は、京都市右京区嵯峨にある神社です。
ちょうど嵐山と太秦の真ん中ぐらい、嵯峨野めぐりのエリアからはちょっと離れた場所にあります。
平安時代後期の儒学者、清原頼業(きよはらのよりなり)を祭神としています。
頼業公が桜の木を愛でていたことから、廟の周りにたくさんの桜の木が植えられ、春になると桜の花が咲き乱れることから「桜の宮」と称されていました。
境内には、天守受売命(あめのうすめのみこと)が祭神となっている「芸能神社」があり、芸能面での信仰がとても厚い神社です。
日本神話によると、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が岩戸に隠れてしまい、この世が真っ暗になった時、岩戸の前で舞を演じたのが天宇受売命です。その演舞に惹かれた天照大神が岩戸から出て来て、この世に光が戻ったといわれています。
そのことから、天宇受売命は芸能の祖神といわれており、芸の上達を願う人達が訪れるようになっています。
かつて東映や大映など映画撮影所が賑わっていたころ、毎日、芸能関係者が大勢参拝していました。
境内を埋め尽くす玉垣には時代劇俳優からアイドルまで、名立たる芸能人達の名前が多数あります。
いわば芸能人にとってのパワースポットです。
車折神社で有名なのは「祈念神石(きねんしんせき)」です。
願い事のある人は神社の社務所で祈念神石を受け取り、本殿にて願い事を強く念じ、その石を家に持ち帰ります。
できれば、毎日持ち歩きます。
そして、願い事が叶えば家や近くの山や川、海などから新しく石を1つ拾い、お礼の言葉を書いて授かった祈念神石とともに神社に返納するのです。
お礼の石の数からも、たくさんの人が参拝に訪れているということがわかります。
春には桜がとてもきれいな車折神社です。
「清めの社」⇒「本殿」の順でお参りすると願いが叶いやすい。
天守受売命のいる芸能人神社ばかりが有名ですが・・・
清原頼業がのいる本殿にもきちんとお参りしましょう。
よく知っている芸能人の名前が多いですね。
お礼の言葉が書かれている石がとても多いんです。
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【車折神社】の1件の口コミ